京都のきものづくりを支える悉皆屋 有限会社 橋村幸商店

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京友禅創作・悉皆 有限会社 橋村幸商店

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祇園まつり [ 2009/07/13 ]

京都はいよいよ祇園祭り本番の季節となりました。祇園祭り自体は7月1日から始まっており、いろいろな神事がとりおこなわれ、巡行の当日をむかえるのです。
で、この時期室町の呉服問屋街は鉾町が多く、ほとんど仕事にならないためお休みになる会社が多いのです。ですから、着物関係の職人さんもこの時期に一緒に数日休みをとられる方もいらっしゃいます。ウチの店でも加工先が休みになったり、休みでなくても鉾や山がある為工場にたどりつくのにいつもの3倍くらいの時間がかかったりするので、職まわり(加工をお願いしている職人さんの工場をまわること)をどうしても控えてしまいます。そのかわりとは言ってはヘンですが、この時期に整理できなかった資料や伝票整理なんかを一気に片付けたりしています。

ところで今年の長刀鉾の禿(かむろ)に、私と家内の知人のお子さんがなられているため、特に家内は「巡行に絶対いく!」と気合が入っています。長刀鉾の稚児さんが結界の注連縄を切って落とし巡行がはじまるのですが、その数時間前から並んでそのときを待つようです。
私自身はそこまではできませんなあ…。ただ巡行を見るならやはり四条通りで見るか、各山鉾が町内へ帰るために細い道に入った所で見ることをお勧めします。やはり四条通りではテレビカメラもありますし、山鉾の曳き手や囃子方の緊張感も伝わってきてこちらもわくわくします。
帰りの路では囃子も変わりますし、なんといっても歩道がないためすぐ近くを山鉾が巡行していきます。四条通りや御池通りではあまり大きさを感じなかった山鉾も非常に大きく感じられますよ。

山鉾は「動く美術館」と言われています。みなさんも是非一度はその素晴らしさに触れてみてはいかがでしょうか。

次回は祇園祭りレポート?

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